クレジットカードを選ぶ際、「ポイント還元率」を基準にして選ぶ人も多いでしょう。
しかし、ひとくちに「ポイント」と言っても、その種類はじつはさまざま。楽天ポイント、PayPayポイント、dポイント、Pontaポイント、Vポイントなど、数多くのポイントをクレカで貯められます。
どのポイントを貯めるかきちんと選ばないと、効率よく貯められなかったり、せっかく貯めたポイントが無駄になったりするかもしれません。実は筆者も、最近そのことを痛感しました……。
楽天ポイントはAmazonで使える?初心者がつまずいた「ポイントの使い道」
みんかぶ編集部の「りょうた」です。
私は普段「楽天カード」をメインで使っています。YouTubeで見た「楽天カードマン」の広告がきっかけで、ポイント還元率が高いという情報もちらほら見かけたため、あまり考えずにとりあえず作ってしまいました。
しかし、普段は楽天市場よりもAmazonをよく使っており、スマホも楽天モバイルではなくdocomo。「あまり活用できていないのでは……?」と感じている中で、ある出来事が起こりました。
みんかぶ編集部の定例会議にて……。
最近、すごく初心者らしいことで困ったんです。楽天ポイントが貯まってきて、趣味のカメラ周りで欲しいものがあったので、年に一度のご褒美として買おうとしたんですよ。
でも、楽天よりもAmazonのほうが単価が安く、送料も無料でした。だったらAmazonで買おうかなと思ったんですけど、そこでようやく、楽天ポイントはAmazonではそのまま使えないんだと気づきました。結局買えていなくて……。
楽天ペイってAmazonでは使えないんですか?
そうなんです。楽天ペイを使ってコンビニでAmazonギフトカードを買えばいける、みたいな情報も見かけました。ですが、家の近くのコンビニに行ってみたんですけど「現金でしか無理です」と言われてしまい……。
そんな……それは残念ですね……。
マイルの記事を書いていたときも、マイルは航空券にしか使えないと思っていたら、ほかの使い道もあると知りました。どのポイントを貯めるかだけじゃなくて、そのポイントを何に使えるかが大事なんだなと痛感しましたね。
楽天ポイントは、楽天市場、楽天ペイ、楽天グループのサービスなどをよく使う人には便利だと思います。一方で、普段の買い物がAmazon中心の人は、楽天ポイント以外のポイントやクレカを活用するのも良いかもしれません。
クレカポイントは「何%貯まるか」だけでなく「どこで使えるか」も重要
クレジットカードを選ぶ際、「ポイント還元率」は重要なポイントです。しかし、いくら高還元率でも、そのポイントを使えなければ意味がありません。
そのため「何%貯まるか」だけでなく「貯まったポイントをどこで使えるか」を考えなければいけません。自分がよく使うお店やサービスで使えないポイントは、結局持て余してしまうでしょう。
たとえば、Amazonでよく買い物をする人と、楽天市場で日用品をまとめ買いする人では、貯めやすいポイントも使いやすいポイントも変わります。コンビニやドラッグストアでスマホ決済を使う人なら、街のお店で使えるポイントのほうが便利です。
「有名なカードだから」「還元率が高いらしいから」だけではなく、「自分はどこで使いたいか」から逆算するほうが続けやすくなります。
以下の表を参考に、どんなポイントが自分にマッチしているか確認してみましょう。
| 使いたい場所・目的 | 候補になるポイントやカード |
|---|---|
| Amazonで買い物したい | Amazonポイント、PayPayポイント、dポイント、リクルートポイントなど |
| 楽天市場・楽天ペイで使いたい | 楽天ポイント |
| 街のお店でスマホ決済を使いたい | PayPayポイント、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイントなど |
| ドコモ系サービスやd払いを使う | dポイント |
| au PAYやローソンを使う | Pontaポイント |
| VisaやiD対応店で広く使いたい | Vポイント、グローバルポイント |
| 電車や駅ビルで使いたい | JRE POINT、TOKYU POINT、WESTERポイント |
| 旅行に使いたい | ANA/JALなどのマイル、ホテル系カードのポイント(Marriott Bonvoyポイント、ヒルトンポイントなど) |
たとえば、Amazonでの買い物が多い人なら、Amazonで使いやすいポイントや、Amazonの支払いと相性のよいカードを候補に入れてみるのも良さそうですね。
Amazonユーザーだったら、Amazon向けのクレカを1枚作るのもありかもしれないですね。Amazonで買う割合が多いとか、高額な商品を買うことがあるなら、Amazon用のカードを持っておくのも選択肢だと思います。
たしかに……楽天カードは持っているんですけど、楽天であまり買い物しないんですよね。
私も全然しないです。Amazonだと今日届くこともあるので、それがうれしいんですよね。楽天のサービスをうまく使えていないと、楽天カードを持っていてもポイント還元率が思ったほど高くならないかもしれないですし……。
あとは「リクルートカード」も良さそうですね。リクルートポイント、Amazonでも使えるようになったんですよ。楽天カードと同じくらい、還元率も優れていますよ。
すごい!どのポイントを貯めるのか、ちゃんと考え直したくなってきました……!
もちろん、楽天市場や楽天ペイをよく使う人なら、楽天ポイントを貯めやすいでしょう。楽天系のサービスをまとめて使っている人であれば、ポイントを効率的に貯めつつ、上手に活用できそうですね。
自分の生活の中で「ここで使えたらうれしい」と思う場所を先に決めると、貯めるべきポイント候補も絞りやすくなります。
もちろん「楽天カードや楽天ポイントがよくない」という話ではありません。楽天市場、楽天ペイ、楽天モバイル、楽天銀行などをまとめて使う「楽天経済圏」は、使いこなせればとても魅力的です。
実際に、楽天市場で買い物する日を工夫したり、SPUや楽天リーベイツなどを組み合わせたりして、楽天ポイントを効率的に貯めている人もいます。楽天市場で日用品や服を買う機会が多い人、楽天系サービスをすでに使っている人なら、楽天ポイントを中心に考えるのはかなり有力な選択肢になりそうです。
一方で、僕のように普段の買い物がAmazon中心で、楽天市場をあまり使わない人は、Amazonで使いやすいポイントやAmazon向けのクレジットカードを先に検討したほうが納得しやすいかもしれません。
つまり、「楽天経済圏を使いこなす人は楽天ポイント」「Amazonで買うことが多い人はAmazon向けのポイントやカード」というように、自分の生活に合わせて考えるのがよさそうです。
参考記事
どんな使い道が嬉しいか、まずは考えてみよう
どのお店やサービスをよく利用するか、どのような支払い方法をよく使うかによって、活用しやすいポイントは異なります。
ポイントが貯まってから使い道を探すよりも、使い道を決めてから貯めるほうがわくわくしますよね!
「クレカを使いこなすなんて難しそう……。」と僕も感じていましたが、ポイント選びさえできていれば、普段通りの生活をするだけで自然と貯まりそうです。
僕の場合は、普段使うサービスや買い物の仕方を振り返ってみても、乗り換えを検討してみてもいいかもしれません。
次回、家計簿をもとに、最適なカードの候補をさらに絞っていこうと思います!


